キャバクラのキャストさん必見!アフターの上手な断り方マニュアル
キャバクラのキャストとして働く上で、お客様からアフターの誘いを受けることが多いでしょう。アフターにはメリットもありますが、デメリットも少なくありません。
アフターをお断りしたい時はお客様の気持ちを傷つけないように上手にアフターを断るコツが大切です。
この記事では、一回限りや毎回アフターを断りたい場合の事例、特定のお客様への断り方など、アフターを断る具体的な方法についてまとめています。上手にアフターを断りつつ、お客様に愛されるキャストさんになれるポイントも紹介します。
アフターに行くメリット・デメリット
はじめにそもそものキャバクラで働いた後にアフターに行くことのメリット・デメリット(リスク)について確認しておきましょう。
- アフターにいくメリット
- お客様との信頼関係や関係性を深めることができ、今後の本指名獲得など長期的なお客様になる可能性を高められる
- アフターにいくデメリット(リスク)
- アフター自体での直接的な売り上げは発生しない(チップやタクシー代等の別の形でお客様からもらえる可能性もあるが確実ではない)
- アルコールが入っている上でのお客様とのトラブル(身の危険や違法な行為を求められる など)の可能性がある
- トラブルが発生してもキャバクラ店側でのサポートはなく、あくまで自己責任になる
- 仕事後に行くため、体力的・精神的な負担が大きい
- 自分のプライベートな時間が減る
アフターに行くことで、お客様との信頼関係を深めることができ、今後の長期的な売り上げアップにつながる可能性を高くする点がメリットとしてあります。しかし、アフターは長時間に及び、疲れたり、キャバクラ店側が関与できない状態&アルコールで思考が鈍っている状態によるリスク発生の可能性といったデメリットもある点は理解しておきましょう。
アフターを断る場合は、お客様を傷つけないように上手に断る
アフターを断る際には、丁寧かつ明確な言葉遣いが重要です。相手の気持ちを考え、優しく断ることが大切です。自分の都合や理由を誠実に伝えることで、お客様も納得してくれることがあります。
- お客様の気持ちを汲み取る
- アフターを断る理由を丁寧に説明する
- お客様の良いところをほめるなどフォローする
- 別の方法でお客様の要望に応えられないか提案する
また、アフターを断る際、以下のいずれかのパターンによって、断り方が異なります。
- 一度だけアフターを断りたい
- 毎回アフターを断りたい
- 特定のお客様のアフターを断りたい
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一回だけアフターを断りたい場合
一度だけアフターを断りたい場合は、丁寧に断ることがポイントです。具体的な事情や予定を伝え、次回に期待を持たせるような言葉遣いが効果的です。
もしまだそのお客様との関係が信頼できるか不安な場合は、アフターを無理に受ける必要はありません。
アフターは営業時間後にふたりきりで時間を過ごす機会になるので、お客様も「あわよくば何か進展があるかもしれない」と期待を持ってしまうケースがあります。
まだ知り合ったばかりのお客様の場合、お客様の人となりが分らず、どんな意図を持っているのか見極めるのは重要です。最悪なケースではアフターでお客様のテリトリーで飲ませ、お持ち帰りを狙ってくるといったこともあるため慎重に判断しましょう。
お断り例:翌朝早起きする必要があると断る
アフターを断る口実として、「昼間に仕事がある」というダブルワークをしているという設定は有効です。
「朝早く起きないといけない」という理由を使えば、アフターを断りやすくなります。
また、アフターでの外食を提案された場合、「外食をするなら同伴の方が時間の調整がつきやすい」と言って、同伴を促すのも良い方法です。
ただし、この口実を使う場合は、本当に昼間の仕事があるように振る舞う必要があります。
ナイトワークだけの人がこの理由を使う場合、うっかりボロを出さないように、十分注意しましょう。
お断り例:回数の少ない人とはアフターに行けないと断る
アフターを断る際の一つの方法は、
「お互いを理解しているお客様とだけアフターをしている」という方針を示すことです。
そして「数回通ってくださったら、ぜひアフターに行きましょう」と今後の来店を促すのが良いでしょう。
また、「初対面の方と深夜に会うのは怖い経験があるので…」といった過去のエピソードを示唆するのも効果的です。
このように、安心できる関係を築いてからと伝えることで、アフターを上手く断ることができます。
お断り例:今日はたまたま行けないと断る
お客様との関係を保ちたいが、今日のアフターは控えたい場合の断り方として、
- 最近多忙で体調を崩しているので、この数日はアフターをお断りしている
- この後、重要なミーティングが入った
- 他のお客様との約束が入っている
など、一時的な事情を理由にするのが良いでしょう。
その上で、「今日だけは都合が悪いけど、次回以降なら大丈夫です」という前向きなニュアンスで伝えることで、お客様の理解を得やすくなります。
一時的な断りを繰り返し使うのはリスクがあるので、上手な使い分けが必要です。
毎回アフターを断りたい場合
以下の様な方の場合、アフターに行くことは難しいでしょう。
- ダブルワークや子育てなどで時間的余裕がない
- 体力的な理由で辛い
- アフターに行くモチベーションがない
- 個人的な事情
この場合には、ありのままアフターに行けない理由を伝えるのが一番です。
もし、理由をそのまま話せない場合は、
- 「お昼の仕事で朝が早いから」
- 「家族と同居していて、ナイトワークをしていることは秘密で、終電前に帰る必要がある」
- 「同居の親が心配するから」
- 「友人宅に居候していて、遅く帰ると迷惑がかかってしまう」
- 「ペットの世話のために早く帰らねばならない」
- 「アフターはしないと決めています。今のところ」
などの設定を使うと良いでしょう。
ただし、事前の会話と矛盾しないよう、一貫性を持たせることが大切です。
最後の理由は「今のところ」を加えるのがポイントです。いまはダメでも、後々はアフターをする(かもしれない)可能性も匂わせることができ、今後も断り続ける感を和らげた断り方になります。
毎回アフターを必ず断る場合は、理由を事前に準備しておき、誘われた際にすぐに断れるようにしましょう。
特定のお客様とのアフターを断りたい場合
アフターでふたりきりになることに身の危険を感じるお客様からのアフターのお誘いなど、特定のお客様のアフターを断りたいといった場合は、基本的にはこれまでに解説した断りの理由を伝えることで問題はありません。
別のお客様とのアフター現場を見られた場合は
もしアフターをお断りしてしまっている特定のお客様が別のお客様とのアフターをしている現場に万が一遭遇してしまうケースもあるため、こうなった時は「普段は断っているが、稀にアフターに行くこともある」と釈明するのが良いでしょう。
さらに補足する内容としては、
「先輩に頼まれて断れなかった」・「突発的に時間ができた時に限定的に行く」などの理由を示して、「行きたくなかったが仕方なく」や「運が良ければ可能」など、あくまで偶発的なアフターである印象を与えるようにしましょう。
このように、アフターそのものを否定せず、「状況による」と主張することで、そのオファーを断り続けられるでしょう。
ただし、理由の一貫性を持たせるように常に注意が必要です。
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アフターを断るのは難しそうな場合
不安のあるお客様とのアフターにどうしてもいく必要がある場合には、自分の知り合いがいる環境下に誘うのがおすすめです。
たとえば、「アフターに行くなら、私がおすすめできるお店にしても良いですか?」と自分の行きつけの店に行くように提案するのです。
店員とも顔なじみなので安心できますし、無理に飲まされることも防ぎやすいです。
また、複数人のキャストでアフターに同行するよう手配しておくと、ふたりきりになるリスクが回避できます。
キャスト同士で事前に連絡を取り合い、協力し合うことが大切です。
知人の目が届く環境下で1対1の状況にならないようにすることでリスクを回避し、お客様との安全な関係作りができるでしょう。
アフターを断っても愛されるキャストになるためのポイント
アフターに誘われる=そのキャストは気に入られています。
今後も利用していただけるように次に繋げられるようにするため、アフターを断る場合でも相手が不愉快な気持ちにならないように、感謝と誠実な気持ちをもって対応しましょう。
また、アフターを断っても、愛されるキャストになるためには、他の魅力をアピールすることが重要です。笑顔や会話力、サービス精神など、お客様を楽しませるスキルを磨きましょう。自分らしさを大切にし、お客様との関係を築いていきましょう。
アフターがどうしても負担で苦痛に感じる場合にはラウンジという選択肢も
アフターが負担で苦痛に感じてしまう人の場合は、ラウンジという選択肢も考えましょう。キャバクラとは異なる落ち着いた雰囲気の中で、自分のペースで働くことができます。
ラウンジの場合は、キャストとお客様のマンツーマンではなく、複数のキャストでお客様をもてなす形になり、お客様との店内での会話やお酒の提供で、キャスト個人でアフターを含め、営業時間外の営業活動も必要ありません。
自分に合った働き方を見つけ、ストレスなく活躍しましょう。
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まとめ
キャバクラでキャストとして仕事をするにあたり、アフターの断り方は重要なスキルです。上手に断ることでお客様との信頼関係を損なわずに、かつ自分の意志をしっかりと伝えることが求められます。柔軟に対応しつつも、自分のペースを守り、愛されるキャストを目指しましょう。
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